結婚式の準備がスタートした皆様、ペーパーアイテムのデザインで悩まれてはいませんか?
先日、お打合せの中で「招待状に家紋を入れるんです。」というお二人がいらっしゃいました。
気になり調べてみると、和装にぴったりな古典的なデザインは勿論、
洋装をお召しになるお二人にも選んでいただけそうなモダンなデザインの物まで様々で非常におしゃれでした!
現在は冠婚葬祭で家紋の入った着物が着られますが、元々家紋は平安時代の貴族たちが乗った御所車に、それぞれ自分の物がどれか分かるように目印となる紋をつけたことにはじまると言われています。
当初貴族中心に発展していきましたが、鎌倉時代中期以降になると、
武士たちが各自の家紋を持つようになります。
そして、鎌倉時代から室町時代にかけては、戦乱と武家の活躍した時代にふさわしく、
旗や指物につけるため家紋は大きくなり、内容も判りやすい抽象形になったとされています。
折角の日本古来の文化、「家族の繋がり」を表す意味でもアイテムに取り入れられるのは素敵ですね!