九州や四国では梅雨明けが発表されましたね!
関東もそろそろでしょうか?
本格的な暑さがやってくると、冷奴やおそば等
冷たくてさっぱりしたものを食べる機会が多くなりますよね。
その際、ぜひ薬味も一緒に取ってみてはいかがでしょうか?
薬味とはその字の如く、薬としての効果と味を引き立てる効果があります。
もともとは漢方における医学用語で、中国最古の薬の書物の中で使われていたそうです。
秋刀魚に添えてある大根おろしは消化の手助けをしてくれる、と言ったりしますよね。
薬味の多くは免疫力をアップさせたり、血行促進、疲労回復、消化不良予防、
などの様々な効能があることが知られています。
日本でよく使われる薬味は
ねぎ、生姜、大根おろし、みょうが、大葉、わさび、山椒、一味、七味、、、
と様々ありますが、その中でも代表的なものをいくつかご紹介します。
・ねぎ
殺菌作用、血行促進、疲労回復、風邪予防、発汗作用の効果があり
白い部分はビタミンC、緑の部分はカルシウムやビタミンKが豊富です。
・生姜
「あらゆる病気を防ぐ」とも言われ、漢方薬の約7割にも使われています。
血行促進、消化不良予防、胃腸の働きを改善、冷え性改善、解熱作用、の効果があります。
・みょうが
冷え性改善、消化促進、夏風邪ののどの痛み緩和作用、口内炎改善作用、の効果があり
身体を適度に冷やす効果もあるので、夏バテ防止に◎
・大葉
食欲増進、殺菌作用、抗酸化作用、の効果があります。
暑い時期、特にお刺身などは食中毒の心配があるので、
殺菌作用のある大葉を添えることで防ぐことが期待出来ます。
いつもの料理に風味を増してくれたり味を引き締めてくれる薬味。
そんな名脇役ともいえる薬味を取り入れて、
これからの暑い季節を乗り切りましょう!