11月も半ばになり、日に日に寒さが増しているように感じます。
夏に比べて秋冬は寝付きが悪くなる…
という方が多いようですが皆様はいかがですか?
寝付きが悪い原因は自律神経が関係していると考えられています。
自律神経とは末梢神経の1つで、
昼間や活動している時に優位に働く「交感神経」と
寝る前やリラックスしている時に働く「副交感神経」の2種類が
バランスを取りながら体の状態を調整してくれています。
日本には四季がありますが、実は秋や冬といった寒い時期は
寒さに対応できるよう交感神経が優位に働くようになっています。
その分体が緊張しやすかったり、休息しにくい状態になるので
この時期に寝付きが悪くなってしまうのは自然なことなんです!
なかなか眠りに入れない、疲れが取れていないという方は
就寝前に副交感神経が優位になるよう行動を少し意識してみましょう!
1つ目は「交感神経を刺激しないこと」
寝る前はついついスマホをいじり続けてしまいますが、
スマホから得られる情報が交感神経を不必要に刺激してしまいます。
気がかりの種を抱え込まないのもポイントです。
2つ目は「深部体温を下げること」
眠気は深部体温の低下と共にやってきます。
眠る際、手足から熱を放出して深部体温を下げていくのですが
上手く下げていくには一度体温をグンと上げるのが効果的です。
眠る1時間半前を目安に入浴をしてみてください。
38~40度のお湯に15分程浸かるだけで
深部体温が下がり自然と眠気がやってきます。
入浴はお湯の圧で軽いマッサージ効果もあるので嬉しい効果ばかりです。
寒さだけでも体力が奪われてしまうこの季節は、
しっかりした睡眠で体力の回復を目指しましょう!