晴れ間が続いていましたが今日の東京の天候はどんよりとした曇り空。
夜から雨も降るそうで、こういった日は頭痛や身体のダルさを
感じる方も多いのではないでしょうか?
特に最近は気温も高くなり始めていて、暑さとじめじめっとした空気が
身体を更に重くさせているような気もします。
ステイホームしている時ならまだしも、出勤や用事で
出掛けなければいけない日は辛いものですよね。
天気が崩れそうなときに感じる身体の不調は気象病や天気痛と呼ばれているそうです。
気象病はめまい、吐き気、身体のダルさ、偏頭痛、関節痛、情緒不安定等々
天候の変化で起きる身体や精神の不調そのものを言い、
天気痛は気象病の中でも痛みを伴うもののことを言うそうです。
もうご存知の方も多いかもしれませんが、
気象病は気圧の変化によって発症してしまいます。
私達の体内には「内耳」と呼ばれる気圧を感じとるセンサーがあって、
雨などで低気圧がやってきて気圧を大きく変化させると
この内耳が脳に信号を送り自律神経が活性化します。
活性化した自律神経は、痛みの神経を直接刺激したり、血管を過剰に拡張・収縮させて
周りの神経を刺激するので頭痛などの症状が起きてしまうのです。
・軽い運動で汗をかく
・睡眠時間の確保
・規則正しい生活を送る
普段からこうしたことを意識してみると、自律神経も整いやすくなり
気象病の症状が出にくくなるといわれています。
それでも痛みが強く出てしまう時はマッサージで内耳の血流を良くさせましょう!
・左右の耳を軽くつまみ、上・下・横にそれぞれ5秒ずつ引っ張る
・耳たぶの後ろ側の骨のくぼみ(顎関節)を斜め上にぐっと押し、約30秒したら離す
ホットタオルや温かい飲み物を耳に当てるのも効果的です。
簡単に出来るのでぜひ試してみて下さい!