みなさまこんにちは。
季節の変わり目による様々な肌トラブルの出る時期ですね。
春の肌荒れの症状はさまざまですが、実はそれぞれの症状には、皮膚のバリア機能の低下という、共通する原因があります。
肌には、通常外部の刺激などから体を守るためにバリア機能が備わっていますが、冬の時期に乾燥した空気によって肌のうるおいが奪われ、バリア機能が低下した状態になっていることが多くあります。
春に肌荒れが起きやすいのは、バリア機能が低下した肌が刺激に弱くなっているからと考えられます。
肌の乾燥が気になっている方は特に、次に紹介する栄養素を積極的に食事に取り入れてみてください。
■たんぱく質…皮膚のターンオーバーの活性化にも関わり、肌細胞を作るのに欠かせない成分です。
肉、魚、豆類、卵などに多く含まれます。
■ビタミンB2…エネルギー代謝にかかわる成分で、皮膚のターンオーバーを促進する働きが期待されています。
レバー、納豆、アーモンド、卵などから摂取できます。
■ビタミンB6…ビタミンB2と同様に、皮膚のターンオーバーを促進する働きが期待されている栄養素です。
皮脂の分泌をコントロールする役割があり、豚肉、鶏胸肉、マグロ、カツオなどから摂取できます。
■ビタミンC…肌の細胞を支えるコラーゲンの生成にかかわる成分です。
柑橘類のほか、いちご、キウイ、小松菜、ブロッコリーにも豊富に含まれています。
肌の保湿や花粉対策、紫外線対策はもちろんですが、体の内側からのケアも大切です。
これらの食材を取り入れながら、肌荒れの季節を乗り切りましょうね。