こんにちは。
本日はシルクについて、誇らしいお話をさせていただきたいと思います!
ヨーロッパにシルクの産業集積地域として有名な場所があります。
イタリアのコモ市です。みなさんはこちらの街をご存知ですか?
コモ市の湖畔はヨーロッパ各王室や世界の富豪等が所有する別荘が立ち並びます。
世界中の有名なデザイナーの洋服や、オートクチュールで使うシルク生地のほとんどがこちらで作られております。
イタリアのシルク生地は生地幅が広く、ハギを少なく美しいドレープやシルエットを実現するに最適です。
そして、ウェディングドレスで一度は着てみたいミカドシルク。
インポートドレスにも欠かせない素材です。
実はこのミカドシルク、発祥の地は日本の福島なのです!
重厚な最高級シルクを日本の最高位の「帝(みかど)」に見立て、名前が付きました。
白さでヨーロッパ産に勝る日本のシルクは、黄色いブライダル生地を嫌うヨーロッパで好評を博したそうです。
日本の技術はこれから先もずっと人から人へと大切に。
ウェディングドレスだけど和の心も感じられる。
日本人でいることがなんだか誇らしく思えますね。