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ご縁と敬い合う心の茶婚式

日本の伝統から生まれた茶婚式をご存知でしょうか?

茶人が「お点前」を披露し、その「濃茶」をいただきます。

茶道の作法を取り入れつつ、二人が夫婦になるために「誓い」、そして「証」を行います。

 

『和敬清寂』

茶婚式にはお茶の精神「和敬清寂」という言葉が根底にあります。

「和」とは、お互いに心を開いて仲良くするということ。
「敬」とは、尊敬の敬で、お互いに敬いあうということ。
「清」とは、心の中も清らかであるということ。
「寂」とは、どんなときにも動じない心。

亭主と客が身分の違いや貧富の差にとらわれず、互いを敬い合い、

清らかな心で茶室や道具、その場の空気を清浄に保つという意味が込められています。

 

『家族と寄り添い合う心』

茶婚式を茶室で行う場合に特に感じるのが、家族の一体感です。

小さな空間でお茶をみんなで分け合い、甘いお菓子をいただくことで、

あたたかな雰囲気の中で家族が一つになる実感を味わえます。

こうした茶道の精神や家族の絆を感じられることも茶婚式ならではの魅力ですね。