みなさまこんにちは。
すっかり衣替えの季節になりましたね。
新しい季節へのお買いものはワクワクしますよね。
今年の秋は何色を着ようかな?
着飾る色で女性は不思議と色んな自分になれる気がします。
そこで本日は日本の美の色。色打掛について考えてみます。
色打掛の本当の由来をご存知ですか?
「生まれ変わり」を表すお着物と言われています。
無だった花嫁に「色」という「血」が入り、
夫の家の色に染まりこれから共に生きていくという由来があるそうです。
そして色にも深い意味があります。
『赤色』
赤は「血」や「魔除け」を意味するとても大事な色でパワーを感じる色です。
古来より、白無垢から着替える打掛の色として良く選ばれていたまさにスタンダードな色です。
『白色』
「どの色にも染まれる色」ということで、純真な花嫁さんにぴったりの色です。
白地に色付き打掛は白無垢とはまた違う、色や柄が入ることで華やかになり、とても素敵です。
清純で潔白の意思を表すのに最良な色です。
『紫色』
紫は古来、高貴な色とされてきました。
そして平安時代には源氏物語をはじめとする作品の中には紫が多く取り入れられ、
特別な存在の意味を持ちます。
江戸時代になれば、武将の中で限られた身分にしか取り入れることのできない色として扱われました。
歴史の中で彩られてきた紫は高貴、優美なイメージを常に持ち合わせています。
ギャレリアコレクションでは和装も彩り豊かに取り揃えております。
色が歩む道を意識しながらのお衣裳選び。
参考にしていただけたら幸いです。