当店にご来店されるお客様の約7割が教会でお式をされます。
では、教会でお式をされるという事はどういう事なのか?
簡単にお話させて頂きます。
本来教会は公的な祈りの場で、信者が礼拝をおこなう場所です。
その為挙式が出来るのは信者だけであったり、信者でなくても前もって結婚講座を
受ける必要があります。
(ホテルや式場にあるチャペルは、結婚式用の施設であることが多い為、
どなたでも式を挙げる事ができるそうです。)
教会の宗派には大きく分けてカトリックとプロテスタントの2種類があり、
制度の違いがあっても、信じる神も結婚に関する考え方もほぼ同じです。
ただし、カトリック教派では信者でなければ挙式をすることができません。
また、司式者の名称は、カトリックでは神父様と呼びますが
プロテスタントでは牧師先生。
バージンロードの色は、カトリックが赤や緑に対して、プロテスタントは白。
教会の正面の十字架も、カトリックではキリスト像がついていますが
プロテスタントでは十字架のみとなります。
言われてみると・・・という事も多いかもしれません。
私も、キリスト教式で式を挙げました。
そして、事前に結婚講座にも参加して牧師先生のお話を聞きました。
その中で、なんとなく心に残っていることが
あなたは、相手の事を何パーセント理解できていますか?との問いでした。
そのように聞かれるまで、考えたこともありませんでしたが、
真剣に相手の事を考えてみると、これが意外にも難しい問いでした。
結果、自信を持って答えられるとしたら・・・20%ですかね・・・
これから結婚する相手なのに恥ずかしいわーと思っていたら、
牧師先生が、
『僕は結婚20年だけど、未だに自分の奥さんの事10%も理解できていないかもな』
『育った環境も、考え方も違う二人が相手の本心や心の奥まで理解することは難しい事。
だから結婚とは、相手を思いやり、譲り合い、助け合うことが大切なんですよ』
当たり前の事ですが、そうですよねーと妙に納得してしまいました。
これから結婚講座を受けられる方も、きっと改めての発見があると思いますよ。