皆さまこんにちは。
これからの季節、特に女性は冷えに関する悩みが増えますね。
食事で改善と聞くと生姜やスパイスなど浮かぶかと思いますが、それだけではありません。
東洋医学の世界では、食べ物には身体を温める「陽」のものと、身体を冷やす「陰」のものがあるとされているそうです。
■陽の食べ物
にんじん、かぼちゃ、タマネギ、れんこん、ごぼう、ショウガ、ジャガイモ、自然薯、玄米、赤身の肉・魚、納豆、キムチなど
色が濃い、水分が少ない、塩気があることが特徴です。
■陰の食べ物
きゅうり、レタス、キャベツ、ナス、小松菜、ほうれん草、たけのこ、梨、メロン、スイカ、パイナップル、アサリ
こちらは逆に色が薄い、水分が多い、カリウムを含むことが特徴です。
食べ物の色でも見分けることができ、オレンジや黄色などの暖色の食べ物は身体を温め、白や緑、紫などの寒色の食べ物は身体を冷やします。
ただし中には例外もあって、トマトのように暖色だけど身体を冷やす食べ物もあるとか。
また、基本的に、地中で育つものは身体を温めて、地上で育つものは身体を冷やすとされます。
さらに、発酵食品は代謝を良くする酵素が含まれているため、身体を温める効果が期待できるため、
上記であげた納豆やキムチのほかにも、味噌や醤油、漬物、ヨーグルトやチーズもおすすめです。
ほかにも、調味料では塩や醤油などの塩辛さを感じるものは身体を温める効果があり、お酢のように酸っぱいものや、化学調味料を使用したものは身体を冷やすと言われています。
食材だけでなく、調味料にも気を配ると効果的に冷えを予防できそうですね。