着物の色にはおしゃれの意味だけでなく、それぞれ意味が込められています。今日はその意味をご紹介致します
*赤
赤色の着物は今も昔も非常に人気が高く、年齢問わずに好まれる色味です。では、赤色の着物にはどのような意味があるのでしょうか?
赤色には昔から「魔除け」の意味があり、悪を払い、善きものを呼び込む力があるとされています。
厄を払い、今後の幸せを祈るという意味があります。
*紫
紫は聖徳太子の冠位十二階での最高位の色でした。
現在でも、お坊さんの中で一番上の位の色が紫であり、昔も今も「高貴な色」というイメージがあります。
気品や艶やかさ、優雅さを象徴する色となっています。
*青
青色は空の色でもあり、古来から大衆になじみの深い色でした。
自然界の色なので見た人にさわやかな印象を与えます。
また、色の濃さによってやわらかい印象にも、クールな印象にもなるのが特徴です。
色の持つ意味も考えて選ぶのも楽しいですね。