花などの植物をモチーフにした柄は、季節感が感じられますね!
「必ず季節の柄を着用しなければならない」
というわけではありませんが、ご自身の結婚式の季節に合わせた柄を選ぶのもとても素敵だと思います。
他にも季節を問わない”吉祥文様”というおめでたい柄もあります。
吉祥文様とは…龍・鳳凰・鶴・亀・松竹梅・四君子・御所車・熨斗(のし)などがあります。
今日は代表的な柄を3つご紹介します
〈鶴〉
”鶴は千年亀は万年”ということわざがあります。
これは中国の不老不死の仙人が、鶴と亀をしもべとしていたことから生まれたことわざです。
このことから「長寿」の縁起物として鶴は描かれています。
着物では同じく長寿を示す「松」と一緒に描かれていることも多いです。
〈牡丹〉
小さな蕾から大きな花を咲かせることから牡丹の柄は「富貴」を象徴しています。
また牡丹の花は、蓬莱(ほうらい)という中国伝承の理想郷に咲く花とされています。
そのため「嫁ぐ先が蓬莱のように幸せでありますように」という幸せを願う思いも込められています。
〈花車〉
花車は四季折々の華やかな花を、牛車で運んでいるというものです。
色とりどりの花は幸せを表し、二人のこれからに幸せを運んでくるといったロマンティックな意味合いがあります。
意味を知ることで衣装選びも一層楽しくなりますね♪