結納は、“ゆいのもの”と呼ばれ、2つの家が新しく婚姻関係を結ぶために、男性側の家族が酒肴の現物を女性のもとへ持っていき、女性側の家族は料理を出してもてなしました。これが結納です。

このお酒や肴が、次第に花嫁の衣裳や装身具に取って替わり、伝統的な結納品は形式的な添え物のようになったり、簡略化されたりするようになりました。

〈結納と顔合わせ食事会の違い〉

日本の伝統的な婚約の儀式の「結納」、最近では「顔合わせ食事会」というスタイルも、しきたりを重視することなくカジュアルに行えることから人気です。

結納がさらに省略され、儀式的な部分は省いて両家の親睦を深めることを大きな目的としたのが、いわゆる顔合わせ食事会です。

顔合わせ食事会に特に決まった流れや儀式的なものはありませんが、婚約の証として、婚約指輪などの婚約記念品を交換するケースが多いようです。

それぞれのメリットとしては、結納をすることによって「両親が安心してくれた」「けじめがついた」とある中、デメリットは「決まりごとがたくさんあって大変」「出費がかさむ」などがあるようです。

食事会のメリットは気楽に、和やかに出来る

デメリットは仕切りがないのでグダグダになってしまうということもあるようです。

それぞれ違いがありますので両家が納得する形で出来ると良いですね。