皆様ご存知のように3月3日はひな祭りですね。
昔から有名なジンクスとして、ひな祭りの後はすぐに人形を片付けないと結婚が遅れる、
または、ひな人形を大切にしていると幸せな結婚ができるというものも聞いたことがあります。
結婚前の事とひな祭りは関連付けて語られることが多いですが
では結婚した後はどのような関係性になっていくのでしょうか。
各家庭や地域によっても変わりますが、大きく分けて4つパターンがあるようです。
女性は実家にいるときに、お母様と一緒に飾った思い出がある方も多いかと思いますが
結婚後も引き続き実家で母親が飾るのもよいそうです。
ひな人形はもともと、女の子につく厄を吸い取る、人形が身代わりになってくれるという言い伝えがあるため
結婚後も変わらず娘の無事を願ってひな人形を飾るということのようです。
または嫁入り道具という形で嫁ぎ先へ持っていき、自分のために自分で飾るということも。
飾り方やお手入れなど、母親と一緒にいるうちにちゃんと聞いていないとできないと思うので
こうやって引き継いでいくのは素敵なことだと思いました。
そして、その後もし自分に女の子が産まれたらそのまま娘用にするという方もいるようです。
そうやって代々大切に受け継いでいくのも素敵ですよね。
しかし、娘だろうと譲ることはできない、姉妹で共有もできないという説もあるらしく
結婚後は役目を終えたので、これまでの幸せに感謝して供養するというところもあるそうです。
それぞれに理由があり、そしてどれも決してひな人形を粗末にすることのない素敵な習慣だと思います。
自分に合った方法で結婚後もひな人形を大切にしていきたいですね。