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和装花嫁の立ち居振る舞いについて

9月に入り、秋も近づいてきましたね。和装でお式をされる方も増えてくる季節です。

普段、着る機会が少ない和装。美しい衣裳、花嫁姿をさらに際立たせるには、立ち居振る舞いが重要になります。

今回は美しい和装花嫁のポイントをご紹介致します。

『立ち方』

体の線を真っ直ぐにして立ち、おへそに力を入れます。猫背にならないように注意しましょう。美しい立ち姿は、あごを引いて、肩の力を抜き、腰を引き気味にするのが基本です。

『歩き方』

背筋を伸ばし、上体を真っ直ぐキープします。内股、すり足で歩くのがコツです。10cm位の歩幅でつま先からすり足気味に足を運ぶのが理想的です。そのようにすることで上体が揺れずに歩くことが出来るので、見た目も美しく、着崩れしにくくなります。また目線は足元を気にするとうつむきがちですが、常に前を向くように心がけましょう。

『座り方』

着物で椅子に座る時、気になるのは背中の帯です。和装の時は背もたれに寄りかかることはしません。浅すぎず、深すぎず、帯が背もたれから5cmほど離して腰をかけるように意識しましょう。時間とともに猫背になりがちなので、背筋がのびた状態をキープするようにしましょう。

その他に、肩から上に、またひじが見えるほど手を挙げることを控えること、ひじを身体から離さないことなど意識するとより美しい姿でいられます。

凛とした花嫁姿を皆さまにご披露する為に意識してみてはいかがでしょうか。