花嫁衣裳を美しくお召し頂く為に、和装小物は欠かせません。
お着物と合わせてコーディネートしたお小物は、
彩りを添え、よりお姿を華やかに見せてくれますね
しかしながら現代では、身に着ける事が当たり前となり、
意味合いや由来をご存じの方は少ないのではないでしょうか。
胸元にそっと忍ばせる“筥迫~はこせこ~”は、元々は江戸時代に武家の女性たちが鏡や紅筆等の化粧道具や懐紙を持ち歩く為に使用した小物入れです。
現在は装飾品となっていますが、かつては女性の身だしなみに欠かせないものとして「嫁入り道具」の一つでした。
いつまでも女性として美しくありたい気持ちは今も昔も変わりませんね。
一つ一つの物に込められた意味合いが見えてくると、花嫁様のお考えにも変化があるのではないでしょうか。
どうぞ身も心も準備万端で晴れの日をお迎えくださいね。
色打掛 波濤菊花文(お問合せはギャレリアコレクション銀座店まで)